【世界遺産検定】アントニ・ガウディの作品群
ーーー前置きーーー
現在、世界遺産検定2級取得に向けて勉強中です。これまで、順調に4級、3級と一発合格してきましたので、2級も余裕だろうと思ったのですが、そんなわけにはいかなそうなのでアウトプットを兼ねてここで記事を書きます。自分が興味を持った遺産について書いていくので順番はバラバラです。
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「孤高の天才」と呼ばれた建築家アントニ・ガウディが残した以下の遺産が世界文化遺産として登録されています。この時代をクリエイターたちは「モデルニスモ(フランスではアールヌーボー)」と呼び、新しい芸術や建築を生み出していく・・・そんな運動をしていたそうです。
③グエル邸
④サグラダファミリア贖罪聖堂の一部
⑤カサ・ヴィセンス
⑦コロニア・グエル聖堂の地下聖堂
ガウディは、「自然のなかにすべての教科書がある」という哲学のもと、植物や生物の造形からヒントを得てデザインしてきました。彼の作品にはいたるところに、自然賛美の精神が散りばめられています。一番有名な、サグラダファミリアは、まだ未完成のため、完成している「誕生のファサード」と地下聖堂のみが世界遺産登録されているそうです。
未完成なのに、もう登録されるなんてすごすぎ。
ガウディ自身は完成を見たかったのでしょうか?
それとも、あえて見ないようなスケジュールで進めたのでしょうか?
自分が死んだ後も、まだ作り続けられるってロマンチックな気がします。
普通は死んだら終わり、周りの人の記憶に少々残るくらい・・・ですが、未完成の物を残して死ぬなんて死んだ後もずっと自分が生き続けているような、そんな感じですかね。彼の場合は、不慮の事故で亡くなったとのことですが、着手時点ですでに見れないことはわかっていたんですものね。
ところで、「誕生のファサード」に施されている天使の楽団の彫刻は、日本人が制作の指揮を執ったことご存じでしょうか?彼の名は『外尾悦郎(そとおえつろう)』さんです。彼は、1978年にスペインに渡ってから、サグラダファミリアの彫刻に携わり、2013年には主任彫刻家に任命されているすごい人なのです。
NTTのCMがありました。
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