自分用

自分の記録用

be natural, beauty and healthy.....

【世界遺産検定】キトの市街

ーーー前置きーーー

現在、世界遺産検定2級取得に向けて勉強中です。これまで、順調に4級、3級と一発合格してきましたので、2級も余裕だろうと思ったのですが、そんなわけにはいかなそうなのでアウトプットを兼ねてここで記事を書きます。自分が興味を持った遺産について書いていくので順番はバラバラです。

ーーーーーーーーー

 

■キトの市街(エクアドルの首都)

 文化遺産、登録基準 (2)(4)、登録年 1978年(世界最初の世界遺産の1つ)

f:id:teinei_days:20210312101339j:plain

エクアドルにあるキトは、16世紀には南米大陸内でのキリスト教布教の拠点であったため、「アメリカ大陸の修道院」とも呼ばれていました。キトの街を今の状態に作ったのは、現在のニカラグアにあるレオン都市より、キトを征服するためにやってきたセバスチャン・デ・ベナルカサス(スペイン生まれ)です。

元々は、キトス族が住んでいたのですが、15世紀にセバスチャンらが来てからは「インカ第二の都市」と呼ばれました。この侵略もなかなかひどい有様だったようで、元あったものを焼き払って廃墟にしてから、今の建物を建てたらしいです。極悪非道・・・

 スペイン人らが焼き払った後に、自分らで建てなおしたので、ヨーロッパの【バロック様式】や【ムデハル様式】で建てられていますね。市街には、これら当時の様々な建築様式で建築された、聖堂や修道院等が多く残っています。世界遺産では、数々の地震で被災したにも関わらず保存状態の良さが高く評価されて、世界最初の世界遺産の1つとして登録されました。

保存状態の良さはラテンアメリカで随一と評価されています。