【世界遺産検定】イエローストーン国立公園
ーーー前置きーーー
現在、世界遺産検定2級取得に向けて勉強中です。これまで、順調に4級、3級と一発合格してきましたので、2級も余裕だろうと思ったのですが、そんなわけにはいかなそうなのでアウトプットを兼ねてここで記事を書きます。自分が興味を持った遺産について書いていくので順番はバラバラです。
ーーーーーーーーー
自然遺産、登録基準 (7)(8)(9)(10)、登録年1978年(世界最初の世界遺産の1つ)
何を隠そうイエローストーン国立公園は、世界で最初の国立公園として1872年に設立されました。四国と同じくらいの約9,000㎢もの広さの自然公園の中には、渓谷や草原、山、川、湖、それにグランド・プリズマティック・スプリング(温泉)があります。公園には5つのエントランス(ノース、ウエスト、ノースイースト、サウス、イースト)があり、それぞれで拠点が異なっており、最もメジャーなのはサウスエントランスです。
温泉好きなので入りたいところですが、グランド・プリズマティック・スプリングは70℃の熱水が毎分2,100リットルも出ているので、ゆだってしまいますね。日本人には不思議な感覚ですが、残念ながらここは【眺める温泉】なのです。
公園中心部には、200万年前・120万年前・60万年前にあった大規模噴火でできた地表の裂け目からマグマが噴射してできた、巨大なカルデラ(火山体に生じた凹地)があります。
現在もマグマは活動しているため、地表の割れ目から雨が入り込むと、それを急速にマグマが熱して欠泉として噴射します。有名な、オールド・フェイスフル間欠泉は、平均70分間隔で熱湯を噴射!先住民はこれを「霊気に満ちた場所」と恐れたそうです。
また、イエローストーン国立公園は「ウィルダネス(手つかずの自然)」という概念のもとで維持されているため、山火事等が起きても人間は手を下さず、自然の回復に任せるそうです。
それにしても、観光している間にマグマがボーンっ!!とかならないのかな・・・ちょっと怖いよね。