自分用

自分の記録用

be natural, beauty and healthy.....

【世界遺産検定】アーヘンの大聖堂

ーーー前置きーーー

現在、世界遺産検定2級取得に向けて勉強中です。これまで、順調に4級、3級と一発合格してきましたので、2級も余裕だろうと思ったのですが、そんなわけにはいかなそうなのでアウトプットを兼ねてここで記事を書きます。自分が興味を持った遺産について書いていくので順番はバラバラです。

ーーーーーーーーー

 

■アーヘンの大聖堂(ドイツ)

 文化遺産、登録基準(1)(2)(4)(6)、登録年 1978年

f:id:teinei_days:20210312202045j:plain

世界遺産検定公式テキストの拍子になっている、この【アーヘンの大聖堂】これ絶対テストに出るでしょ!!

世界史に詳しい方は知っていると思いますが・・・

今のヨーロッパ中心部には、5世紀ごろゲルマン民族大移動で移動してきたフランク族が作り上げた、フランク王国(現在のフランス、ベルギー、イタリア、ドイツの全部)がありました。

f:id:teinei_days:20210312202339j:plain

ローマ皇帝でもあり、フランク王国の王でもあったカール大帝(もうわけわからん人だね)の命令により建てられたのが、このアーヘンの大聖堂なのです。ここは、北ヨーロッパで最も古いローマ・カトリック教会として、14世紀以降、礼拝堂に多くの巡礼者が集まるようになりました。結果、エルサレム、ヴァチカン、サンティアゴ・デ・コンポステーラとともに、重要な巡礼地のひとつとして世界遺産に登録されています。

聖堂は、八角形の中心部を十六角形の周歩廊が囲むデザインで『集中式』と呼ばれています。大聖堂の中には、彼が座っていた玉座がそのままの位置に残されており、じーっと見つめたら想像力豊かな人には彼が見えてくるかも・・・彼は、この大聖堂の宮殿礼拝堂に埋葬されているようですよ。ちょっと怖い。

ところで、フランス語ではカール大帝はシャルル(カール)・マーニュ(大帝)と呼ばれます。 このシャルルマーニュさんは大のワイン好きだったそうで、自身の畑で【コルトン・シャルルマーニュ】というワインを作っていました。元々、赤ワインしかなかったのに、奥様が彼の白いお髭に赤が付くのを嫌がり「白いワインを作れ!」と命じたそうで、その結果、コルトン・シャルルマーニュのワインと言えば『白』が定着したそうです。


 

更に、トランプカードのハートのキング。この人、カール大帝(シャルル・マーニュ)がモデルだそうですよ。面白い~

f:id:teinei_days:20210312200307p:plain