添加物とはなにか。
危険なものから、そうでないものまで食品添加物と一概に言っても何種類もあるんですね。現在、2017年7月31日の時点で日本では約445種類が指定食品添加物として認められ、使用されています。
食品添加物の主な役割は以下の4種類に分類…
・腐敗や変質を防ぐ(保存料、酸化防止剤、防かび剤等)
・見た目を良くして品質を上げる(調味料、甘味料、着色料、酸味料、香料等)
・食品の栄養価をあげる(栄養強化剤等)
・食品の製造過程で必要なもの(乳化剤、膨張剤、増粘剤等)
わかっていたけど、こうして見てみると思いませんか?
不自然だと。
本来の形や味から変えて、変えて、変えて。加工食品の味に慣れている我々はそれを「美味しい」と感じる。
気になってから周りを見ていると、なんの野菜の栄養素も残っていないような殺菌剤のプールで消毒されたコンビニのカット野菜サラダを増粘剤の入ったドレッシングと食べ、香料や安定剤の入った農薬使用野菜のパック野菜ジュースを飲み、PH調整剤をはじめ結構やばめなものが入っているサンドイッチを食べ、脂肪分0の加工デンプンや人工合成甘味料が入ったヨーグルトを食べています。
買うものは違うにしても、こんな内容の食事を毎日のようにしていたらどうなるでしょうか?
わかりません。だって、データがないから。「わからない、知らない」そこに恐怖心を持ちたいものです。一つ一つは微量で認められていても、何年も蓄積されていったら、とんでもない量になりますよね…。
特に避けた方が良い添加物と、それらが含まれる食品は以下の通りです。
ハム、ベーコン、ソーセージ、サラミ、明太子、いくら、たらこ等に使用されている発色剤で、発がん性がある。
炭酸飲料、プリン、アイスクリーム、醤油、ソース、ラーメンスープ等に使用されている。カラメル色素には4種類あり、その内2つは発がん性があるが表示義務がないのでどのカラメル色素が使われているが消費者にはわからないようになっている。
清涼飲料水、缶コーヒー、アイスクリーム、ガム、プリン、キャンディ、ダイエット飲料、カロリーゼロやカロリーオフ商品等に入っている人工的に作られた甘さ。特にアスパルテームは脳腫瘍との危険性が指摘されている。
煮豆、ドライフルーツ、かんぴょう、こんにゃく粉、ワインの酸化防止剤等に使用されていて、毒性が強く胃腸に刺激を与えたり、ビタミンB1 の欠乏を引き起こす。
クッキー、パン、主に洋菓子に使用されているもので、この添加物では添加物一括表記
が認められており、膨張剤、膨脹剤、ベーキングパウダー、またふくらし粉と表記されることもある。これに含まれている、炭酸ナトリウムや硫酸アルミニウムカリウム、腎臓への悪影響を与える。
まずは、ここからスタートして食品表示を見る癖をつけましょう。
おかあさんのための危ない加工食品のはなし [ 渡辺雄二 ]
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