【添加物】香料って何?
元添加物の商人、阿部司さんの実験動画を見たことありますか?
こちらです。
香料の用途には大きく分けて2種類。
食品に香りと味をつける食品添加物(フレーバー) と、食品以外のものに香りを付けるフレグランス(香粧品香料)です。
例えば、炭酸オレンジジュース。裏を見ればわかりますが、オレンジなんて1個も入っていません。それなのにオレンジの味がする!!・・・それが香料。コーヒー飴にコーヒーなんて入ってないけど、コーヒーの味がしますよね・・・それが香料。レモンの爽やかな香りがするハンドクリーム…それが香料。
100%オレンジジュースにも「香料」って入ってますから、「おいおい100%ちゃうやんけ」と思います。
では、この香料の何がいけないのか。
まず香料には『合成香料』と『天然香料』の2種類あります。※以下引用
☆合成香料
アセト酢酸エチル、アセトフェノン、アニスアルデヒドなど、別表第1に収載されている物質で、を香気の付与の目的で使用するものです。使用する場合は、「着香の目的に限る」と定められています。現在許可されている物質は、2500品目に及ぶと言われています。これらの物質から、コーヒー、ストロベリーなど、食品が本来持っている香気と同じものを作り出すため、多数の物質を組み合わせた微妙な調合が必要となります。
☆天然香料
天然香料基原物質リストに収載されている612品目の植物原料や動物原料から抽出して得られた成分又はこれを複数組み合わせたものを、食品に着香の目的で使用するものです。その他に、一般に食品として飲食に供されるものであって添加物として使用されるものを香料と使用する場合もあります。
合成香料で2,500品目、天然で612品目。
では、ご自宅の冷蔵庫を開けて何かの表示を見てみましょう。なんて書いてありましたか?
「香料」としか書いてなかったのではありませんか?
3,112品目(合成&天然)のどれが使われているのか、ほとんどの商品に書いてありません。一括名表示が認められているのです。一括表示とは、いくつかの添加物を一括して表示することで、同じ目的の為に使われるなら、一括して表示してOKと食品衛生法で定められています。
ちなみに一括表示が許可されている添加物はこんなにあります。
どうでしょうか。
「わからない」が怖いですよね。
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