【日記】醤油蔵見学@川越市
はつかり醤油の蔵元を見学に行きました。
場所は埼玉県川越市仲町。
https://www.hatsukari.co.jp/visit/
松本醤油商店が作っている商品の一つが前にも紹介した「はつかり醤油」です。
さて、我が家から1時間ちょいかかってプチ旅行気分で川越へ。
川越市駅でも、本川越駅でもどちらでも良いです。川越市駅だと、どっちにしても本川越駅を通って川越観光メインエリアへ向かいます。
※本川越駅
こちらの駅を通って、テクテクと歩いて行きまずは川越熊野神社を目指します。行く道すがら素敵なお店を色々発見。川越は大正時代にタイムスリップしたような街なのですね。岡山の倉敷美観地区を思い起こさせる場所ですな。
さて、熊野神社。
ここで面白い輪投げ占いと、銭洗いをします。お金持ちになりますように~!
心の叫びを伝えながら小銭を洗ったら、その後は向かいの蓮馨寺へ。ここでは健康祈願が出来るのです。婦人系の病気に悩まされる事の無い様にお願いしてきました。
そしてそのまま、大正浪漫夢通りをテクテク。
この通りが終わった突き当りに、美味しいと評判の卵料理屋さんがあります。その名も「小江戸-OHANA- 」さん。絶品の親子丼!親子丼に使われている岩手産地鶏は、ハーブのみで育てられているため、臭みが少なく、引き締まった肉質。もちろん平飼いで育っている健康的な鶏さん達です。卵も生みたて赤卵!
その後は、蔵造りの街並み通りへ。
ちょっと車通りが多いのが難点ですが、建物はとてもシックで大正の火事でも燃えなかった建物はそのまま残っています。
※時の鐘
お待たせしました!本日の目的、松本醤油さん!
醤油蔵の見学は、週末は13時~、14時~、15時~と1日3回催されていて全て無料です。お店の前に10分前に集まれば時間になったらとても面白い社長さんが案内してくれます。
さて、お醤油の蔵の横にはお酒の蔵もありました。こちらは川越で唯一お酒を造っている会社だそうで、「鏡山」と言う銘柄で売りに出されています。
そして、奥へ入っていくと・・・
ひょえー!
美味しんぼで見たよこれ!って大きな大きな樽。
天保元年(1830年)よりそのまま残されているこちらの蔵と樽達は、現在なんと187歳!(2017年現在)現役で働いています。こちらの蔵にはたくさんの素晴らしい菌(酵母菌や乳酸菌などの微生物)がいるそうで、それらがこの醤油の熟成を手伝っています。つまり、場所を移して同じ材料で、同じ手法で同じ年月かけて作っても、絶対に今と同じ味は作り出されないんだとか。
一回抽出したお醤油を再度同じ工程踏ませることで、より甘みが出て美味しくなるそう。これを「再仕込み」と言い、2年かかるんだと。凄いね。
さて、スーパーで並んでいる醤油達は一体何か月で作っているのかな…?もはや醤油呼べるのだろうか。
こちらのはつかり醤油は成城石井さんなどでは取り扱っているそうです。私はネットで購入していますが。ちなみに今回、こちらが作っているお味噌と胡麻ドレッシング(マツコデラックスさんお気に入り)を、隣接されているお店で購入してきました。無駄な添加物などは入れていないポン酢やめんつゆ、お漬物なども置いてありましたよ~。
これのドレッシングを、昨日届いた八ヶ岳たかはしファームからの美味しい野菜と共に頂きます!
そして、お隣の蔵カフェでコーヒーで一休みして、
途中にあった素敵な素敵な「らんぷや・フウキドウ」さんでオイルランプを購入。
※本物の火はいいねぇ…我が家のリビングが一気に素敵空間に。
これで川越大正プチ旅行は終わりです。
美味しい物も食べられて、大正浪漫を肌で感じて、いつも使用しているお醤油がどのように作られているのか見れて大満足です。
普段から当たり前のように存在しているお醤油を気にかける事はあまりありませんが、食卓に届くまでに職人さんたちにどれだけ愛されて、手間暇かけて作られているのか見る事で味わいが一層深くなる気がします。お子様連れもいましたので、社会見学にぜひ家族でいかがでしょうか。デートにも最高です!
さて、
今夜はそんなはつかりお醤油を使った、大根のみぞれ煮にしてみようと思います♪
次は、味噌蔵を見に行きたい。